Unity5 + Vuforia4.0 でiOS用にXcode出力の注意点

少し前に、簡単にARなアプリを作れてしまうVuforiaのSDKの4.0がリリースされました。

そしてこれまた最近リリースされたUnity5でユニティちゃんでも表示してみようと思いまして、やってみたところ、ひとつハマり所があったので書き残しておこうと思います。

 

適当に自分の財布のロゴにユニティちゃんを表示してみます。

 

やり方は「unity vuforia」などでググれば、たくさん出てきますね。

Vuforiaに登録してマーカーにしたい画像をアップロードしたり、SDKのUnity ExtensionをダウンロードしてUnityにインポートします。

 

ARCameraとImageTargetのプレハブにライセンスキーやData setを設定します。

 

そして、いざ動かしてみると、、、

 

背景が真っ黒!

自分の財布のロゴには反応して、ユニティちゃんは出てきてくれているのですが、

何故か背景に何も表示されません。

 

ググり方が悪いのか、ググってもあまり有用な情報が出てきません。

こんなときは公式サイトを確認するに限ります。

Forumsを見てみると、何やら同じような現象で困っている人がいました。

https://developer.vuforia.com/forum/ios/no-camera-image-unity-ipad-air-2

 

原因は単純で、UnityのiOSのBuild Settingで、 Graphics APIがAutomaticになっていたからでした。

そうするとiOSの場合、勝手にMetalが使われ、Metalに対応していないVuforia SDKがうまく動かないと。

Open GL ES 2.0を指定することで、うまく動きました!

 

ありがとうございました。

●この記事を書いた人