効果測定のいろは: 計測パラメーター

効果測定といえば、広告出稿やメルマガ配信。でも、リスティング広告をやっても何もしなければ、自然検索経由の訪問と区別がつかず、メルマガを打ってもノーリファラーの訪問に計測されてしまいます。

せっかくの集客施策。通常アクセスと判別してがっつり効果測定したいでしょう。その効果測定に欠かせないのが、お馴染み「パラメーター」。今回は、Google Analytics(GA)のカスタムキャンペーンに紐付いたパラメーターついて説明します。

さて、下記のような URL は、よく見られているでしょう。

http://example.com/?utm_source=●●&utm_medium=■■&utm_content=▼▼&utm_campaign=▲▲

実はこれ、Google が提供 URL 生成ツールを使うと簡単にできてしまいます。

画面を見ながら、どこに何を入れるか、そして、GA のどこに反映されてくるのか、説明しますと:

「ソース」と「メディア」は、ご存じの通り 集客 > すべてのトラフィック > 参照元(=ソース)/メディア で閲覧できます。

ちなみに、「メディア」に特定の値を指定しておくと、GA の流入区分が自動認識してくれて、 集客 > すべてのトラフィック > チャネル での各種チャネルに割り当ててくれるという機能もあるんです!例えば、メディアを「cpc」にするとチャネルは「Paid Search」に、「display」とか「banner」にすると「Display」に判別してくれるんです。

そして、ケースバイケースの「キャンペーン」と「コンテンツ」について、例えばバナー広告出稿用で、出稿媒体がいくつかある、サイズも訴求内容も、デバイスも複数というケースでは:

キャンペーン

⇒ 訴求内容/バナーのサイズ/デバイス/掲載開始日が特定できる値に

コンテンツ

⇒ リンク先やデバイスが特定できる値にしていました

もちろんこの限りではありませんがご参考までに☆設定した値の計測は、キャンペーンは、集客 > キャンペーン > すべてのキャンペーン から確認できます。コンテンツは、GA のデフォルトのディメンションにはないので、セカンダリ ディメンション で「広告のコンテンツ」を設定しましょう。

尚、GA の仕様変更により、当記事配信後にディメンションの名称や位置が変更になることもありますのであらかじめご了承くださいませ。

●この記事を書いた人