Oculus DK2 と Leap Motion を使ったリアルイベントで学んだ事

とあるイベントの企業ブースにて、Oculus DK2 と Leap Motion を組み合わせた施策を行ってきました。

最近、いろいろなところでVRのイベントを見かけるようになりました。

そんなイベントの裏側というか、こんな苦労があった的なところを共有できればと思います。

 

今回は、Oculus DK2 と Leap Motion を用いて、Unityで作りました。

企業ブースを訪れた方にOculusを被って頂き、人体の中でミクロな物質を「つまみ」、化学反応を引き起こして頂くという体験をして頂くものです。

自分の手で物質を「つまむ」作業を、Leap Motion を使って実現しています。

 

制作過程

まずはOculus DK2 を Leap Motion を得意先に知ってもらいました。

なにかと話題のVRですが、イベントなどで使われることが増えてきたのはここ最近で、

得意先にとっても初めてというケースが殆んどだと思います。

VRというのが流行っているけど、実際に体験したことが無いという人が多いのではないでしょうか。

そういう場合、得意先の中で、異様にVRに対する期待値が上がっていることがあります。

Oculus DK2 の解像度や Leap Motion のセンシングの感度など、早々に得意先に体験してもらうことをオススメします。

自分たちの場合、最初に簡単なデモを作成し、得意先に Oculus DK2 を体験して頂きました。

その後、開発に入ってからは毎週、進捗共有の意味も含めて、得意先に実際に体験して確認して頂くということをしていました。

 

イベント当日

100%予期せぬ何かが起きます。

Oculus DK2 だからとか Leap Motion 使っているからとかではなく、リアルイベントでは100%予期せぬ何かが起きると思っていた方が良いです。

そして実際、何かが起きます。

システム的なところと運用的なところ、それぞれ起きたことをあげてみます。

 

<システム的なこと>

・1席だけ Leap Motion の反応が異常に悪い

・Leap Motion が一時的に反応しなくなる

・たまにアプリが起動しない

・アプリが途中で落ちる

・フレームレートが極端に落ちる

・PCの画面に青い横線が入る

・音が小さくなる、もしくは聞こえなくなる

 

PCを長時間起動し続けた結果、いろいろなところがおかしくなってきた感じです。

だいたい4〜5時間くらい経つと何かしら不具合が出てきたりしていました。

現地で原因を調査して対応するなどの時間はあるはずもなく、PCを再起動する、予備のPCと入れ替えるなどの対応でなんとか乗り切りました。

今回はPC3台に予備が1台の計4台でしたが、次回は2台プラスして、いつでも交換できる状態にしておこうと思います。

 

<運用的なこと>

・お客様が上下左右をあまり見ずに正面しか見ない(せっかく360度コンテンツを用意したのに)

・つまむという動作に個人差が大きく出来ない人は全然出来ない

・電源コード纏めるのに使用していたマジックテープがお客様のニットの服に張り付く

・英語を話せる人がおらず、外国の方の対応がスムーズにできない

 

お客様によって体験の仕方にバラつきが大きいことを身を以て実感しました。

なるべく分かりやすいように作ったつもりでしたが、 Leap Motion を活かしたつまむという動作をなかなか理解してもらえず、苦労されることお客様が結構いました。

また女性の方はファンデーションがついてしまったり、髪が崩れてしまうなど気にされる方が多いのではないかと思っていたのですが、そのようなお客様は全くいませんでした。

 

まとめ

3日間のイベントで、やはり初日にいろいろ起きてバタバタしましたが、二日目、三日目は落ち着いて対応でき、運用もスムーズに進めることができました。

実際に体験されたお客様は多くの方に好評を頂き、いろいろ起きたものの、結果的には大成功という形で終えることができて一安心です。

今回のイベントでは、常にコンパニオンの方がPC1台につき1人ついていました。

実は常にお客様の横でアドバイスしてくれていたのが、うまくいったかなり大きな要素だったと感じています。

今回の経験を活かして、今後もいろいろ面白い仕事をしていきたいと思います。

 

●この記事を書いた人